個人信用情報機関についてわかりやすくご紹介します。

個人信用情報機関

個人信用情報とは、クレジットやカードローンなどの契約状況や支払い状況など、個人の経済的信用度を表す情報です。個人情報は氏名、住所、電話番号などの特定の個人を識別できる情報のことですので、個人信用情報は個人情報の一部といえます。

個人信用情報機関は、個人の借入状況や支払い状況といった情報を収集するために作られた機関です。加盟会員である銀行やカードローン会社がこの個人信用情報を元に判断し、利用者の経済状況や支払い能力を審査します。

銀行やカードローン会社は経済的信用度を適正に判断するために、利用者個人の信用性を把握する必要があります。個人信用情報は「過去に延滞や不払いがなく、毎月きちんと返済してくれる人」という信用性を判断するための必要な資料であり、カードローンの使い過ぎで返済ができなくなってしまった人が、別のカードローン会社で契約をして多重債務に陥ってしまうような事態を防ぐことができます。

カードローンを契約する際に必ず規約に記載されていますが、クレジットやカードローンなどの審査時や契約の際には必ず個人信用情報機関に登録・照会されます。そしてこれらがカードローン利用者の多重債務を未然に防止し、消費者を保護しているのです。